子どもたちが強く、たくましく育ってほしい

今年一年に向けて

新年互礼会で話しましたことを若干修正しましてアップします。


今年一年、よろしくお願いいたします。


 


まず、昨年のチームについて話します。


昨年のチームは、いろいろな個性が集まった、面白いチームでした。


ずば抜けた身体能力と技術をもった選手、力が強く当たれば大きく飛ばす選手、足が長く速い選手、きれのある投球のサウスポーの選手、文武両道でがんばる選手、ガッツある選手など、勝てる可能性を大きく秘めた期待の出来るチームでした。


結果的に最後までいい戦績を残すことは出来ませんでしたが、公式戦の最終戦近くにはなんとかいい試合ができるようになりました。


指導者からすれば、選手に対して言わなくてもやってくれるだろう、出きるだろうという期待が大きかっただけに、細かい基本的な指導に甘さが出たかもしれません。もう少し練習量を増やしてしっかり指導していれば、早い時期にいい結果が残せたのかなと、悔やまれるところであります。


 


さて、今年のチームです。


今年のチームを昨年のチームと比べると、技術、技量の卓越した選手もいなければ、体格的にもめぐまれた子や、足の特別速い子もいません。左投げの子もいません。小粒の普通の子が集まった、また、最高学年の新6年生も5人と少く、体力面、技術面ともにまだまだ未熟なチームであるといえます。


そこでどうするか、です。今年は、チームワークで戦っていこうと思います。


小さな少しの力でも同じ目的をもってみんなが力を結集すれば、大きな力になるはずです。


自分の打順がきたら打って、自分の所へボールが来たら捕る、という個人プレーをただやるのでなく、選手みんなが、ひとつのボールに集中し、前後のことを考えてつながりのあるプレーをやり、選手が互いにフォローしあい、全員で試合を戦うチームとしてやって行きたいと思います。


 


そして勝つ野球をやって行こうと思います。


勝つ野球を目指すことで、やる気が出、気持ちが前向きになり、全力でプレーができ、結果として技術面も精神面も上達していきます。


勝つことが全てではない、勝つことばかりを言ってはいけない。」という意見があります。がそれでは、野球というチームで点を取る取らせない競技が、競い合うことをしない単なる遊びになってしまい、なんの向上も成果も生まれません。間違ってはいけないのは、勝つ野球とは「勝った結果」を求めるのでなく、勝つことを目指しての「前向きな過程」を求めるということなのです。


 


全力でプレーをすればユニフォームは自然に汚れるはずです。


「さあ、大きな声出して、ユニフォームを思いっきり汚そうぜ


今年一年は、チームワークのとれた全員野球で全力で勝ちに行くということです。


 


選手のみんなにお願いです。


昨年のチームと今年のチームの共通点をあげれば、みん気持ちの優しいいい子たちばかりということです。これは本当に素晴らしいことなんです。でもグランドの中では、俺について来い俺にまかせとけという、ガキ大将になってやってください。


今年の干支(えと)はイノシシです。イノシシは猪突猛進、目標に向かってなりふりかまわず、突っ走ります。みんなイノシシになったつもりで勝利に向かってGO


今年の新6年生の多くはイノシシ年生まれなんです。ちなみに私もです


 


                                                                    倉本

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